経歴詳細 2/5 1977 – 1983|大阪大学・大学院(電子)
コンピュータも露光装置も、手作りで
1977年、大阪大学へ。Apple II発売のわずか2年後にフルグラフィックPCを自作し、 大学院ではSEMを改造した電子ビーム描画露光装置まで作り上げる。 1983年 大阪大学大学院 前期課程(電子)修了。
フルグラフィックCPUボードの自作(大学2年)
Apple II発売2年後。CPUボードからフォトマスク、メッキ装置、フォントまで、文字どおりすべてを自作。
- 640×480画素グラフィック+80文字×40行のキャラクター表示、6809 CPU
- 回路はオールTTL——Video Sync生成回路もDRAM制御もすべてTTLで構成
- フォトマスクはすべて手描き。エッチングに加え、ニッケルメッキ液・メッキ装置・メッキ電源まで製作
- フォントも自作し、ROMライタで手で打ち込み
- HEX表示のROMエミュレータ機能付きROMライタも製作
- デバッグ用に、TV上に8系統の波形が表示できる簡易ロジックアナライザも製作
- プログラムはAudio信号としてカセットテープに録音・再生
- TVを改造して帯域を広げ、高解像度モニタとして流用
電子ビーム描画露光装置の製作(大学院1年)
SEM(走査型電子顕微鏡)を改造し、大規模ハードウェアをすべて手作り。雑誌「インターフェース」に投稿。
- SEMを改造して電子ビーム描画露光装置を構成
- CPU・GDC部、フレームメモリ・キャラクターメモリ部、描画制御部、ブランキング制御部——大規模ハードウェアをすべて手作り
- 実際にパターンの描画に成功し、雑誌「インターフェース」に投稿